たまに、本当にたまに、口輪をした犬と出会うことがあります。
その時に思うことは、「狂暴なのかも?」や、「治療のためかな?」などです。
また、口輪は大型の犬ばかりで、チワワのイメージとは結び付きません。
チワワが口輪を必要とする時は、どんな時でしょう。
犬の口輪と、チワワが口輪をする場合について調べてみます。
目次
口輪(クチワ)について
犬の口にはめて個体の「無駄吠えを防止する目的」で使用されることが多い器具で、「犬の口輪」といいますが、本来は、個体の口を開き難くして誤飲を防いだり、無駄な噛み癖に対する対策のための器具なのです。
「無駄吠えを防止する目的」で使用する場合は、個体にとっても大きな苦痛となるので、必要最小限の使用に留めるのが良い様です。
口輪の種類には、革製ベルトで口が外から見えるモノや、口全体を覆うマスク型のものなどがある様です。
どの口輪もピッタリと口を固定できないからといって、サイズが合っていないのではなく、呼吸の確保のために多少の余裕があるものなので、「無駄吠えを防止する目的」で使用しても、完全に防げるものではなさそうです。
チワワの口輪の必要性
チワワの散歩中
・ほかの犬や飼い主に吠える
・ほかの犬や飼い主に噛み付く
・拾い食いをする
・無駄に吠える
・・・など
動物病院での診察中
・正しく処置ができる様にする
・獣医が噛まれない様にする
・・・など
グルーミングやトリミング中
・トリマーが噛まれない様にする
・作業する人が噛まれない様にする
・・・など
チワワには、特に脳障害を持つ個体が少なくないと聞きます。
そのために、しつけが難しいこともある様ですが、もしも、他人を傷付ければ、全て飼い主の責任になります。
飼い主が予想も付かないところで、個体が問題行動を起こす恐れがある場合は、やむを得ず、外に出る時だけでも口輪が必要になるかも知れません。
口輪が必要な犬の種類
元々、犬の種類では、攻撃的な種類とそうでない種類がいる様です。
しつけをしっかり行なわなければならない種類もありますが、飼い主が努力をしても思う様にしつけができない場合には、やむを得ず、口輪も必要とのことです。
愛玩犬
小型の犬が中心で、ペット用として誕生した種類です。
ペット用として誕生し、かなりの人気の種類にもかかわらず、意外と攻撃的な種類が多いとのことです。
例:チワワ・シーズー・ポメラニアン・トイプードル・パピヨンなど
※チワワは、気が強いのでしつけが難しく、噛むことに関しては飼い主に限らず、個体と関わる人にとって、たいてい悩む事柄の様です。
狩猟犬
飼い主と一緒に、獲物(ウサギなど)を追いかけて捕えます。
例:特に攻撃的といわれているのが、レトリーバーなど
日本犬
日本古来よりの犬です。
例:闘犬といえば「土佐闘犬」が有名
牧畜犬
家畜(羊など)を誘導する種類です。
牧畜犬は、全般的に攻撃的
作業犬
救助や警備、軍用などで大型犬以上を指します。
作業犬は、全体的に攻撃的
テリア犬の種類
狩りを得意とする種類です。
テリア犬の種類は、攻撃的な種類がいる
※攻撃的といわれる種類は、飼うのも難しい様ですが、お迎えした場合は、外では必ず口輪を付ける様にした方が良いということです。
まとめ
大型犬や超大型犬は、攻撃的な個体が多く、力もあるために口輪が必要な場合が多い様でした。
そんな個体と比較すると、チワワには想像も付かない口輪ですが、実は、チワワにこそ必要になる可能性が高いということでした。
チワワにとっての口輪は、飼い主と個体を守る対策の1つと考えると良いでしょう。