愛犬と過ごす時間は楽しいものですが、少し厄介なのがお手入れですよね。
特にチワワは超小型犬なので、ちょっとでも力を入れ過ぎたら怪我をさせてしまうかも、と不安になってしまう方もいると思います。
そこで今回は、安全なお手入れ方法を紹介します。
耳掃除
健康な犬であれば、毎日の耳掃除は必要ありません。
毎日してしまうと、刺激が強過ぎて外耳炎にかかってしまうこともありますので、週1~2回を目安に耳掃除をします。
ただし、何か変わったところがないか、といったチェックだけは毎日してあげましょう。
耳掃除のやり方
1.洗浄液を数滴垂らす
あまり多いと水分が耳に残って危険なため、商品の用量を必ず守りましょう。
2.耳の根本のこりこりした部分をマッサージする
洗浄液をなじませて、耳の汚れを浮かします。
上手にできていると、くちゅくちゅという音がします。
3.頭をぶるぶる振らせる
上手く振らない時は、ふーっと少し息を吹きかけてあげましょう。
4.汚れをコットンで優しく拭きとる
綿棒は耳を傷つける恐れがあるので、使用しないでください。
爪切り
頻度は月1,2回が理想です。
ただし、お散歩をたくさんする犬は、お散歩中に爪がけずれるため、爪切りが必要ない場合もあります。
フローリングを歩く時に、カチャカチャなるようになったら、爪を切るタイミングです。
爪はどこまで切ればいいのか
白い爪の子の場合は、血管が見えるため問題ないのですが、黒い爪の子の場合、どこまで切っていいのか分からず、困ってしまう飼い主さんも多いと思います。
目安としては、
・カットした爪の断面が若干湿る
・黒い爪の中に、少し白っぽい芯のような断面が見えてくる
の2点となります。
しかし、切り過ぎないか不安なようでしたら、目安より手前まで切って、後はトリマーさんに任せてもいいと思います。
また、自分で爪を切る時は、念のため、止血剤を用意した方がいいでしょう。
歯磨き
犬の歯石が形成されるまでの日数は約3日なので、最低でも2~3日に1度は歯磨きが必要です。
しかし、小型犬はあごが小さく、歯垢がたまりやすいため、できれば1日1回が望ましいです。
歯磨きのやり方
指先にガーゼを巻いた指ブラシでブラッシングするのが簡単です。
きちんと歯と歯茎が見えるように口を開け、前歯の外から優しくマッサージするようにこすり、これを奥歯までしていきます。
終わったらたくさんほめてあげましょう。
ご褒美に歯石予防のガムなどをあげるのもいいと思います。
まとめ
日々のお手入れを怠ると、病気やけがにつながる恐れがあります。
また、お手入れをする時にきちんと状態を見てあげることで、体調の変化にも気づくことができます。
日々をお手入れをしっかりして、愛犬を守ってあげましょう。