皆さんはペコという言葉をご存知でしょうか?
ペコとは、チワワの頭のてっぺんにある頭蓋骨に覆われていない部分のことを言います。
このペコはほとんどの子犬のチワワにあると言われています。
そして、このペコは大人になるにつれて次第に閉じていくと言われていますが、大人になってもペコが閉じないチワワも珍しくありません。
チワワのペコ
ペコが閉じなかった場合、何か問題があるのでしょうか?
また、ペコは何センチの大きさだと病院へ行くべきなのでしょうか?
ペコが閉じない
大人になってもペコが閉じないからと言って特に心配する必要はありません。
しかし、頭の骨に穴があるということは、頭を打った時に、頭に直接衝撃が伝わってしまいます。
そのため、ペコが閉じていないチワワには特に頭をうたないように飼い主さんは注意を払ってあげることが重要です。
水頭症のリスク
ペコが閉じないからといって特に問題はないと先ほど述べました。
しかし、ペコがあることで水頭症を発症するリスクがあります。
水頭症とは、頭蓋骨に開いた穴が閉じないために、頭の内部に脳脊髄液と呼ばれる液体が貯まり、脳機能に影響を与えるというものです。
しかし、このようなケースは稀であり、ペコがあるからといって、水頭症を必ず発症するというわけではありません。
何センチから注意が必要?
では、ペコが何センチなら病院を行くべきなのでしょうか?
それは、一つの目安としてよく言われるのは、穴の大きさがおよそ1センチほど、分かりやすく言うと人間の指の小指程度であれば、特に問題はありません。
しかし、ペコの大きさは小さいけれど、大人になってもまだ頭頂部がやわらかく、心配な場合は、病院を受診し診察を受けることをおすすめします。
まとめ
今回はチワワのペコの大きさについてまとめてみました。
ペコがあるからと言って特に心配することはないんですね。
よく、冬場は分かりますが夏場でもチワワに帽子を被せてあげている飼い主がいますが、これはひょっとしたらペコを守るために帽子を被せているのかもしれませんね。
いずれにしても、チワワにペコがあってもなくてもチワワは頭部の打撃に弱いので日常生活でも注意してあげてくださいね。